連載「発明から130年、環境に優しい車＝電気自動車～欧州自動車博物館から歴史を探る～」（2）大村良三

写真1　世界初とされるアイアートン・ペリー3輪電気自動車のスケルトン図（ドイツ・ノイルースハイム市オートビジョン自動車博物館にて）
写真1　世界初とされるアイアートン・ペリー3輪電気自動車のスケルトン図（ドイツ・ノイルースハイム市オートビジョン自動車博物館にて）
写真2　アイアートン・ペリー3輪電気自動車のレプリカ。Weltweit　Erstes　Elektroauto（＝世界最初の電気自動車）との説明文あり（ドイツ・ノイルースハイム市オートビジョン自動車博物館にて）
写真2　アイアートン・ペリー3輪電気自動車のレプリカ。Weltweit　Erstes　Elektroauto（＝世界最初の電気自動車）との説明文あり（ドイツ・ノイルースハイム市オートビジョン自動車博物館にて）
写真3　アイアートン・ペリー3輪電気自動車のレプリカの電池部分（ドイツ・ノイルースハイム市オートビジョン自動車博物館にて）
写真3　アイアートン・ペリー3輪電気自動車のレプリカの電池部分（ドイツ・ノイルースハイム市オートビジョン自動車博物館にて）
写真4　ドイツアインベック市シュパイヒャー（PS　Speicher）博物館に特別展示されていたドイツの第一号電気自動車（1888年製）のレプリカ。0．7キロワット、ドイツのVartaの鉛電池使用
写真4　ドイツアインベック市シュパイヒャー（PS　Speicher）博物館に特別展示されていたドイツの第一号電気自動車（1888年製）のレプリカ。0．7キロワット、ドイツのVartaの鉛電池使用
写真5　ロンドン科学博物館に展示されているロンドン・タクシー電気自動車。馬車の色彩が強いのが見て取れる。1897年製
写真5　ロンドン科学博物館に展示されているロンドン・タクシー電気自動車。馬車の色彩が強いのが見て取れる。1897年製
写真6　ローナー・ポルシェ社の世界最初の電気自動車、1889年（ウィーン国立技術博物館にて）
写真6　ローナー・ポルシェ社の世界最初の電気自動車、1889年（ウィーン国立技術博物館にて）
写真7　写真6の電気自動車を発明したルードヴィッヒ・ローナー氏（ノイヌースハイム自動車博物館にて）
写真7　写真6の電気自動車を発明したルードヴィッヒ・ローナー氏（ノイヌースハイム自動車博物館にて）
写真8　写真8の電気自動車の鉛蓄電池
写真8　写真8の電気自動車の鉛蓄電池
写真9　Egger―Lohner社製電気自動車
写真9　Egger―Lohner社製電気自動車
写真10　Jamais　Contenteレーシングカーのレプリカ（ブラッセル　オートワールド自動車博物館にて）
写真10　Jamais　Contenteレーシングカーのレプリカ（ブラッセル　オートワールド自動車博物館にて）
写真11　ドイツ・ハンブルク市HEDAG社製作の電気自動車、1905年製（オランダ　デンハーグ市ローアン自動車博物館にて）
写真11　ドイツ・ハンブルク市HEDAG社製作の電気自動車、1905年製（オランダ　デンハーグ市ローアン自動車博物館にて）
写真12　　写真11の車輪に付られたモーター
写真12　　写真11の車輪に付られたモーター
写真13　シーメンスが生産したホテル送迎用ビクトリア電気自動車（ベルリン市ブランデンブルク門の前で＝レプリカ）
写真13　シーメンスが生産したホテル送迎用ビクトリア電気自動車（ベルリン市ブランデンブルク門の前で＝レプリカ）
写真14　ベーカー自動車会社（オハイオ州クリーブランド）の電気自動車、1908年製（ミュンヘン・ドイツ博物館自動車分館にて）
写真14　ベーカー自動車会社（オハイオ州クリーブランド）の電気自動車、1908年製（ミュンヘン・ドイツ博物館自動車分館にて）
写真15　フィアットの電気自動車、1909年製（トリノ市フィアット自動車歴史博物館にて）
写真15　フィアットの電気自動車、1909年製（トリノ市フィアット自動車歴史博物館にて）
写真16　　向かって左は1913年か16年にかけて3295台生産された4気筒、5馬力、855ccのPuegeot　Bebe（＝赤ちゃんプジョー）だが、右はEttore　Bugattiがプジョ―家の子供用にと設計した電気自動車（プジョー冒険自動車博物館にて）
写真16　　向かって左は1913年か16年にかけて3295台生産された4気筒、5馬力、855ccのPuegeot　Bebe（＝赤ちゃんプジョー）だが、右はEttore　Bugattiがプジョ―家の子供用にと設計した電気自動車（プジョー冒険自動車博物館にて）
写真17　デトロイト電気自動車、1912年製。最高時速37キロメートル、航続距離160キロメートル（オランダ・デンハーグ市ローアン自動車博物館にて）
写真17　デトロイト電気自動車、1912年製。最高時速37キロメートル、航続距離160キロメートル（オランダ・デンハーグ市ローアン自動車博物館にて）
写真18　　アンダーソン電気自動車、1910年製（ドイツ・メレ自動車博物館にて）
写真18　　アンダーソン電気自動車、1910年製（ドイツ・メレ自動車博物館にて）
写真19　　アメリカラウク・アンド・ラング（Rauch　＆　Lang）社モデルJ6、1916年製（ドイツPSシュパイカー自動車博物館にて）
写真19　　アメリカラウク・アンド・ラング（Rauch　＆　Lang）社モデルJ6、1916年製（ドイツPSシュパイカー自動車博物館にて）
写真20　　1917年製造のデトロイト・電気自動車会社の電気自動車　（ドイツPSシュパイヒャー自動車博物館にて）
写真20　　1917年製造のデトロイト・電気自動車会社の電気自動車　（ドイツPSシュパイヒャー自動車博物館にて）
写真21　　カナダGalt社のハイブリット車1914年製（ロスアンゼルス市ピーターソン自動車博物館にて）
写真21　　カナダGalt社のハイブリット車1914年製（ロスアンゼルス市ピーターソン自動車博物館にて）
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写真22　スラビー・べリンガー（Slaby―Beringer）社の電気自動車（ミュンヘンドイツ博物館自動車分館にて）
写真22　スラビー・べリンガー（Slaby―Beringer）社の電気自動車（ミュンヘンドイツ博物館自動車分館にて）
写真22　スラビー・べリンガー（Slaby―Beringer）社の電気自動車（ミュンヘンドイツ博物館自動車分館にて）
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写真22　スラビー・べリンガー（Slaby―Beringer）社の電気自動車（ミュンヘンドイツ博物館自動車分館にて）
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写真23　プジョー電気自動車モデルVLV、1941年製。400台生産された（ベルギー・ブラッセル市国立自動車博物館にて）
写真23　プジョー電気自動車モデルVLV、1941年製。400台生産された（ベルギー・ブラッセル市国立自動車博物館にて）
写真23　プジョー電気自動車モデルVLV、1941年製。400台生産された（ベルギー・ブラッセル市国立自動車博物館にて）
写真23　プジョー電気自動車モデルVLV、1941年製。400台生産された（ベルギー・ブラッセル市国立自動車博物館にて）
写真23　プジョー電気自動車モデルVLV、1941年製。400台生産された（ベルギー・ブラッセル市国立自動車博物館にて）
写真23　プジョー電気自動車モデルVLV、1941年製。400台生産された（ベルギー・ブラッセル市国立自動車博物館にて）
写真24　　1941年製フランス・ピエール・フォール（Pierre　Faureル）2人乗りの電気自動車。この電気自動車もガソリン不足時代の産物。現物はかなりオリジナルに近い保存状態（アインベック市PSシュパイカー博物館にて）
写真24　　1941年製フランス・ピエール・フォール（Pierre　Faureル）2人乗りの電気自動車。この電気自動車もガソリン不足時代の産物。現物はかなりオリジナルに近い保存状態（アインベック市PSシュパイカー博物館にて）
写真24　　1941年製フランス・ピエール・フォール（Pierre　Faureル）2人乗りの電気自動車。この電気自動車もガソリン不足時代の産物。現物はかなりオリジナルに近い保存状態（アインベック市PSシュパイカー博物館にて）
写真24　　1941年製フランス・ピエール・フォール（Pierre　Faureル）2人乗りの電気自動車。この電気自動車もガソリン不足時代の産物。現物はかなりオリジナルに近い保存状態（アインベック市PSシュパイカー博物館にて）
写真24　　1941年製フランス・ピエール・フォール（Pierre　Faureル）2人乗りの電気自動車。この電気自動車もガソリン不足時代の産物。現物はかなりオリジナルに近い保存状態（アインベック市PSシュパイカー博物館にて）
写真24　　1941年製フランス・ピエール・フォール（Pierre　Faureル）2人乗りの電気自動車。この電気自動車もガソリン不足時代の産物。現物はかなりオリジナルに近い保存状態（アインベック市PSシュパイカー博物館にて）

Ⅱ―１　電気自動車歴史　電気自動車の世界第一号は―。　１８３０年代にスコットランドの発明家、ロバート・アンダーソンが充電不可能な一次電池搭載の自動車を発明したのが世界初との説があるが、実車はない。　もっともらしく図面も残っているのは１８８１...

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