連載「発明から130年、環境に優しい車＝電気自動車～欧州自動車博物館から歴史を探る～」大村良三（3）

写真1　バラード社の乗用車用燃料電池（ドイツ・ノイヌースハイム自動車博物館にて）
写真1　バラード社の乗用車用燃料電池（ドイツ・ノイヌースハイム自動車博物館にて）
写真2　ダイムラーの実験車、1997年。当時のAクラスベースのNECAR1。その後ダイムラー社はNECAR2、3と開発を続けた（ドイツ・ノイヌースハイム自動車博物館にて）
写真2　ダイムラーの実験車、1997年。当時のAクラスベースのNECAR1。その後ダイムラー社はNECAR2、3と開発を続けた（ドイツ・ノイヌースハイム自動車博物館にて）
写真3　オペル車Zafiraを利用したGMの燃料電池実験車、2004年（ノイヌースハイム自動車博物館にて）
写真3　オペル車Zafiraを利用したGMの燃料電池実験車、2004年（ノイヌースハイム自動車博物館にて）
写真4　写真3のオペルの車に搭載されているGMの燃料電池
写真4　写真3のオペルの車に搭載されているGMの燃料電池
写真5　BMWの燃料電池車FCV750hL。2000年の実験車（ミュンヘン市ドイツ博物館自動車分館にて）
写真5　BMWの燃料電池車FCV750hL。2000年の実験車（ミュンヘン市ドイツ博物館自動車分館にて）
写真6　BMW750hLの水素タンク。いかに大きいかが分かる
写真6　BMW750hLの水素タンク。いかに大きいかが分かる
写真7　ドイツのリンデ（Linde）社がバラード社向けに生産した水素タンク（ノイ・ヌースハイム自動車博物館にて）
写真7　ドイツのリンデ（Linde）社がバラード社向けに生産した水素タンク（ノイ・ヌースハイム自動車博物館にて）
写真8　ルノーベースの米国製電気自動車（アインベック市PSシュパイヒャー自動車博物館にて）
写真8　ルノーベースの米国製電気自動車（アインベック市PSシュパイヒャー自動車博物館にて）
写真9　Zagato　Elzelle、1973年。イタリアの有名なカロッツエリア、ザガートがデザインした電気自動車（アインベック市PSシュパイヒャー自動車博物館にて）
写真9　Zagato　Elzelle、1973年。イタリアの有名なカロッツエリア、ザガートがデザインした電気自動車（アインベック市PSシュパイヒャー自動車博物館にて）
写真10　1976年、ボルボが鉛電池3箱搭載して実験。最高時速70キロメートル、時速48キロメートルで2時間走行が限度（ボルボ博物館にて）
写真10　1976年、ボルボが鉛電池3箱搭載して実験。最高時速70キロメートル、時速48キロメートルで2時間走行が限度（ボルボ博物館にて）
写真11　VWトランスポーター・モデルT2B、1979年製。荷台の下にバッテリーがぎっしりと詰まっている（アインベック市PSシュパイヒャー自動車博物館にて）
写真11　VWトランスポーター・モデルT2B、1979年製。荷台の下にバッテリーがぎっしりと詰まっている（アインベック市PSシュパイヒャー自動車博物館にて）
写真12　サーブのNEVS実験車、1990年代（サーブ博物館にて）
写真12　サーブのNEVS実験車、1990年代（サーブ博物館にて）
写真13　Porsche912E。北米向けに1975年生産された912をベースに1982年に生産された電気自動車（アインベック市PSシュパイヒャー自動車博物館にて）
写真13　Porsche912E。北米向けに1975年生産された912をベースに1982年に生産された電気自動車（アインベック市PSシュパイヒャー自動車博物館にて）
写真14　80年代に出て来たハイブリッド車や電気自動車がドイツ博物館自動車分館に陳列されている。トヨタ・プリウスは右から2番目。真ん中はスイスで実験車として生産されたが航続距離が60キロメートルと短く成功しなかった
写真14　80年代に出て来たハイブリッド車や電気自動車がドイツ博物館自動車分館に陳列されている。トヨタ・プリウスは右から2番目。真ん中はスイスで実験車として生産されたが航続距離が60キロメートルと短く成功しなかった
写真15　Audi　DUO、1997年。ディーゼルエンジンとのハイブリッド車（ノイ・ヌースハイム自動車博物館にて）
写真15　Audi　DUO、1997年。ディーゼルエンジンとのハイブリッド車（ノイ・ヌースハイム自動車博物館にて）
写真16　VW　Golfハイブリッド、1997年。スウェーデンで販売されたものがドイツに戻ってきた（アインベック市PSシュパイヒャー自動車博物館にて）
写真16　VW　Golfハイブリッド、1997年。スウェーデンで販売されたものがドイツに戻ってきた（アインベック市PSシュパイヒャー自動車博物館にて）
写真17　ノイ・ヌースハイム自動車博物館に展示されているトヨタ・プリウス
写真17　ノイ・ヌースハイム自動車博物館に展示されているトヨタ・プリウス
写真18　BMWは2014年、ボルト一つまで全て新設計の電気自動車i3を「発売した。写真はi　Vision　Dynamics電気自動車コンセプトカー（ミュンヘン市BMWオートワールドにて）
写真18　BMWは2014年、ボルト一つまで全て新設計の電気自動車i3を「発売した。写真はi　Vision　Dynamics電気自動車コンセプトカー（ミュンヘン市BMWオートワールドにて）
写真19　アインベック市PSシュパイヒャー自動車博物館には三菱i―MiEVも誇らしげに展示されていた
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写真20　2015年のフランクフルトモーターショーで米テスラはモデルSを発表した
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写真21　モデルSのプラットフォーム
写真21　モデルSのプラットフォーム
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写真22　モーガン（Morgan　Motor　Company）の電気自動車EV3のお披露目。ロンドンから電車で約1.5時間の郊外のMavern　HillsにあるMorganの工場敷地内で2016年
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写真23　スイス・ヴィンターツアー市路上で見たノルウェー製リチウムイオン電池搭載1人乗り車。本来ハンディキャップ者用の移動手段（2017年撮影）
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写真24　チェコMWモータス社製EVモデルLUKA。インホイール・モーター4個が66馬力を生み出す。航続距離約300キロメートル（2018年発表時のプレスフォト）
写真24　チェコMWモータス社製EVモデルLUKA。インホイール・モーター4個が66馬力を生み出す。航続距離約300キロメートル（2018年発表時のプレスフォト）
写真24　チェコMWモータス社製EVモデルLUKA。インホイール・モーター4個が66馬力を生み出す。航続距離約300キロメートル（2018年発表時のプレスフォト）
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写真25　卒業制作のカート仕様の電気自動車（ガゲナウ・ウニモグ博物館にて）
写真25　卒業制作のカート仕様の電気自動車（ガゲナウ・ウニモグ博物館にて）
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写真26　ボン市の街角で見かけた市内シェアーサービス用電気自動車のポップアップストアー
写真26　ボン市の街角で見かけた市内シェアーサービス用電気自動車のポップアップストアー
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Ⅱ―２　燃料電池車（ＦＣＶ＝Ｆｕｅｌ　Ｃｅｌｌ　Ｖｅｈｉｃｌｅｓ）　１８３９年に英国人、ウィリアム・グローブ氏により発明された燃料電池が、本格的な研究が行われるようになるのは１００年以上を経てからのことだ。ＮＡＳＡのアポロ計画が刺激材料とな...

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