連載「ノスタルジック・バスから長い道のり＝今日あるバスへの道」大村良三（8）

企画・解説・オピニオン, クルマ文化・モータースポーツ, コラム
2018年11月17日

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写真1　BuSeum移動博物館　メルセデス・ベンツの連節バス

写真2　Opel　Blitz　1961年　アインベック市PSデポトラック・バス博物館

写真3　近距離輸送用のミニバスに改造したもの　1963年　アインベック市PSデポトラック・バス博物館

写真4　移動キオスクのフロントは紛れもないアルファのブランドのミラノ市ワッペン　1971年　アインベック市PSデポトラック・バス博物館

写真5　ゴリアス・ミニバス　左はレストア前、右はレストア済み　アインベック市PSデポトラック・バス博物館

写真6　乗用車メーカーとして一世を風靡していたボルグワード社のミニバス　1961年製　トラックも昔生産していた。SUVでかつ電気自動車を中国資本で欧州に再参入、中国に進出を目論みている。アインベック市PSデポトラック・バス博物館

写真7　ブリストル社　1983年製　イギリスからドーバー海峡を渡りドイツまで来た観光バス　イギリス製をドイツでは殆ど見ないので珍しい。アインベック市PSデポトラック・バス博物館

写真8　ネオプラン社製のキャンピングカー　1971年製　自分でパノラマデッキ等改造している。アインベック市PSデポトラック・バス博物館

写真9　もう生産していないフィアットのミニバス　1971年　アインベック市PSデポトラック・バス博物館

写真10　ドイツ・フォードのミニバス　1968年　このモデルも生産していない　アインベック市PSデポトラック・バス博物館

写真11　シトロエンの改造ミニバス　1957年　シトロエンもミニバスを生産していたことを知っている人は殆どいない。アインベック市PSデポトラック・バス博物館

写真12　イタリアランチャがコーチ・バスの架装をドイツ・アウヴェルター社（後のネオプラン）に発注したもの。1935年製　アウヴェルター博物館

写真13　高級車と戦闘機用エンジンで有名なイスパノ・スイッツア社が生産したバス。1912年　2612cc　30馬力　エンジン・シャシはイスパノ・スイッツア製だが最終的にパリに持って行き架装。よってスペインとフランスの共同生産バス。屋根に荷物を載せるラックがありコーチの長距離バスと思われる（メレ自動車博物館）

写真14　屋根、窓を取り付けた状態。フロントのアルミは磨きを掛け、側面は防錆塗装を施した。1953～55年モデル。数百台生産されたと。

写真15　リア部分にエンジンが搭載されていた。レストア完成はエンジンを搭載し実際に走行可能な状態にすることとか。図面もないので完成まで未だ3年は掛かるであろうと。作業員は元バスメーカーのエンジニア、デーラーのメカニック経験者がリタイア後に4～5名集まって行っていると。

写真16　レストア中の内部　シートは1950年代の生地でそれなりに作ってくれるメーカーを見つけていると。これはロングホイールベースの車両で座席数は48～50席。扉一つ付けるのもオリジナルに忠実に行う。

写真17　ドイツDeutz製空冷エンジン　このエンジンを良く知っている旧ドイツ社勤務のエンジニア4名がレストアに従事しほぼ完成させた

写真18　トラックとトラクターの雑誌。キオスクで簡単に手に入る。

写真19　Omnibus　Illustriertのバスの雑誌に掲載されたビッリッヒ市にあるホール31自動車博物館でレストアされたブッシング社6500T　1955年製　フォルクスワーゲンが従業員の送迎用に使用していたが、一度廃車したのでこの博物館がレストア用に購入、作業を行い、再度動けるようにした。其れを聞きつけたフォルクスワーゲンが言い値で2017年に購入してくれた由。