〈車笛〉連載「博物館シリーズ　旧共産圏の車」（9）大村良三

  • 企画・解説・オピニオン, 連載・インタビュー
  • 2019年10月19日
写真1　ほとんどが東独IFA製のトラック。1989年以降西側政府が東側資産を切り売りした結果、東ドイツ時代のままが売られて残った。架装は暗窓バン（陸軍の兵員輸送車仕様）、平ボデー、消防車、救急車と現役時代の仕様そのまま。オールドタイマーのトラックが150台も並ぶと壮観。（写真2－A／B）
写真1　ほとんどが東独IFA製のトラック。1989年以降西側政府が東側資産を切り売りした結果、東ドイツ時代のままが売られて残った。架装は暗窓バン（陸軍の兵員輸送車仕様）、平ボデー、消防車、救急車と現役時代の仕様そのまま。オールドタイマーのトラックが150台も並ぶと壮観。（写真2－A／B）
写真2－A　トラックには現役時代の国名（東ドイツ＝DDR）のプレートがそのまま
写真2－A　トラックには現役時代の国名（東ドイツ＝DDR）のプレートがそのまま
写真2－B　軍用車は東独の国章が貼られたそのまま
写真2－B　軍用車は東独の国章が貼られたそのまま
写真3―A　IFAトラックW50とL60のさまざまな仕様車展示
写真3―A　IFAトラックW50とL60のさまざまな仕様車展示
写真3－B　巡回サービスの車両に貼ってあったステッカー
写真3－B　巡回サービスの車両に貼ってあったステッカー
写真3－C　兵員輸送車の後部はキャンピング仕様　ベットやディナー・テーブルも改造装備されていた
写真3－C　兵員輸送車の後部はキャンピング仕様　ベットやディナー・テーブルも改造装備されていた
写真4－A　ブラバス車の3種類の仕様車（PSシュパイアー博物館）
写真4－A　ブラバス車の3種類の仕様車（PSシュパイアー博物館）
写真4－B　ブラバス車の警察車両仕様車　当時のままで運転手は制服も着て臨場感を出している。犯罪人や囚人護送車は全てこの色の車両で後ろに小さな牢屋がこしらえてあった
写真4－B　ブラバス車の警察車両仕様車　当時のままで運転手は制服も着て臨場感を出している。犯罪人や囚人護送車は全てこの色の車両で後ろに小さな牢屋がこしらえてあった
写真4－C　ヴァンの中は朝食中であった。失礼して写真撮影した。このテーブルの左側にベッドが一つあった
写真4－C　ヴァンの中は朝食中であった。失礼して写真撮影した。このテーブルの左側にベッドが一つあった

　旧東ドイツの現状　ちょうど本シリーズも８回目で旧東ドイツの話が一段落したので、東ドイツの元自動車工場の現状も踏まえ、またドイツ中央に位置するアインベック市で「東西ドイツ統合３０周年記念〝東西の出会い〟」というテーマで東西ドイツのオールドタ...

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