〈車笛〉連載「独で歴史的バスが大集合」（1）大村良三

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写真1A　クラシックバスの集合への参加案内パンフレット表紙

写真1B　自分のバスを自走してきて参加費はわずか25 ユーロ（その他ホテル、パーティー費用が別途発生しますが）。参加はこれまで独、仏、英、蘭、ベルギー、スイス、オーストリア、伊、ハンガリー等全てバスメーカーがあるか、かつて存在した国

写真2　Pilstingピッルステイングの町（ミュンヘンから東にチェコの方面に汽車で1時間半のところ）にあるネオプラン創立者で父親の銅像の前のアウヴェルター博士　技術者でバスのデザイナーでもあったとのこと。ミュンヘン工科大学から博士号を授与されている

写真3　アインベック市庁舎とその前の噴水　この市庁舎は1593年竣工

写真4　窓の下の丸い模様は太陽を表す

写真5　19世紀のトウモロコシ貯蔵所　1899年竣工　今は乗用車館と特別展示会場（今回は19世紀の電気自動車の展示会あり）　550台の乗用車保有とのこと。一番上はホールでイベントやパーティーに貸し出しをする。行った時にちょうど結婚式の披露宴の準備をしていた。屋上からは街が一望できる

写真6　元の繊維工場（主に絨毯を製造）の後の商用車館　奥行き、幅ともに大きくトラック・バスの実車が250台展示されており、壮観である。ドイツメーカー中心だが欧州のメーカーや一部米国製もあり、すでに消滅したメーカーの車両もレストアされて展示されている。すべて走行可能な状況にしてあるとのこと（写真7）

写真7　イギリス製の引っ越し用バンからトラクター（40台も保有＝商用車博物館はトラクターも展示不可欠とのこと（写真8）＝確かにどこでもLanzやHanomagのトラクターはあった）、放送中継車、空港で使用された給油車とあらゆるジャンルの車が並んでいる

写真8　これだけの数のトラクターは日本では見られない。写真の反対も展示されているのでこの倍の数が並んでいる。商用車館の奥に展示場あり

写真9　Bristol　LD6B　1954年製　右ハンドル車だがドイツで登録されている

写真10　70台もの古いバスが集合すると壮観で、全部は写真に納まらず

写真11　参加バスで一番の古手は1926年フォードT型ベースの乗り合いバス　音はうるさく排ガスはすごい車

写真12　珍しいオペル・ブリッツなんと1938年　このバスはリュッセルスハイムのオペル自動車博物館にも展示がなかった。　隣はスイスのザウラー社モデルL4C　1970年製

　アインベック市での歴史的バスの欧州集合大会（２０１８年４月２０～２２日）　この大会が有ることを教えてくれ、また特別参加を許可してくれたのはネオプラン博物館館長で元ネオプラン社社長のコンラッド・アウヴェルター博士（写真２）。本大会の名誉委員...

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