東京オートサロン　学生が展示車を手作り　自慢のカスタムカーを披露

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筑波研究学園専門学校（TIST）は初代クラウン（RS31）をレストアした「TIST　CROWN　2020」を展示した。ボディは腐食が激しかったがオリジナルを再現し、エンジンは直列6気筒の「2JZ─FSE」に載せ替えた

wiz国際情報工科自動車大学校は「Century　strange　edition」を出展。「東京国際カスタムカーコンテスト2020」コンセプトカー部門で優秀賞を受賞した。アメ車に近づけるため、3Dモデルを駆使してデザインを練ったという。塗装は左右対称デザインに仕上げた

福島県理工専門学校は「EVスープラ」を製作した。ベース車両は「スープラJZA70型」。古い車両をEVへと生まれ変わらせ、新旧技術を融合した新しいクルマを生み出した

花壇自動車大学校は「ハチロク」の愛称で親しまれるトヨタ「スプリンター　トレノ」をレストアした上でカスタマイズした「KADAN　86」を製作した。クルマをバーベキューのように回して整備できる装置「カーベキュー」を開発し、作業効率を高めた

中日本自動車短期大学は、「トヨタ　スポーツ800」をレストアした。腐食が進んでいたボディを鉄板から作成する工程から始め、6年かけて復元したもの。先輩たちの思いも詰まった1台となっている

群馬自動車大学校がBMW「Z3」をベースに製作した「GAUS　ZX156」。ボディはオリジナルで製作した。「近未来的なクルマ」をイメージし、トヨタ「アルファード」のセンサーを流用して、手をかざすとドアが開く仕組みにした

静岡工科自動車大学校はトヨタ「ノア」をベースに「ノアエース～2019Edition」を製作した。ノアをベースとしてコンパクトな車体を維持しながら、ハイエースのようにたくさんモノを載せることができるクルマを目指した。ナンバーを取得し、学校の公用車として使用することが目標だ

東京自動車大学校の「やんちゃレーシング　ER34　スカイライン」のモチーフは「ハコスカ・4ドア　GT─R」。格納式のリヤウイング「飛び出すリヤウイング」が目玉だという

　今月１０日～１２日にかけて幕張メッセ（千葉市美浜区）で開催された東京オートサロン。来場者数は過去最多の３３万６０６０人を記録し、８００台の出展車両が会場に並んだ。こうしたオートサロンの出展に力を入れる自動車大学校や整備専門学校は多く、今回...

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