〈書評〉「日本の自動車レース史 多摩川スピードウェイを中心として」杉浦孝彦著

 自動車レースの社会的理解度が低い日本は、モータースポーツ新興国と思われがちだが実際は違う。明治時代には日本における自動車レース開催の記録があり、欧州とさほど遜色のない長い歴史を持つ。大正期にはレースが活発化し、1936年にはアジア初の常設...

ここからは有料記事になります。ログインしてご覧ください。

関連記事