〈車笛〉連載「博物館シリーズ／カロッツェリア（コーチ・ビルダー＝架装業者）」（7）大村良三

クルマ文化・モータースポーツ
2021年8月21日

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写真71　ミレンズ・ダイムラー・ダブルデッカーバス　1904年　4気筒45馬力　35キロメートル／時　当時ロンドンには20台弱のダブルデッカーバスがあったが、その後2年間で400台を超す数まで増えた。ミレンズ社は元々、馬車製造をしていて、その後、市電生産を行っていた。ダイムラー社（まだベンツ社と合併する前）がエンジン・シャシを提供し架装はロンドンで行った

写真72　フォードTTモービルハウス　ブラッセル市オートワールド博物館

写真73　フォードTTモービルハウスのリアビュー

写真74　R＆R20／25　1929～36年に3827台生産された。3．7リッター6気筒76馬力　コーチビルダーはパーク・ワード社　当時として世界一の高価な車であったと。ドイツ・カールスルーエ市自動車博物館

写真75　サンビーム・アルパイン　1954年　4気筒2267cc　146キロメートル／時　イギリスのタルボット90がベースでサンビームの販売店（ジョージ・ハウウエル）が架装を独自に行い、レースに参加し好成績を残したため生産された。いち販売店がデザインしてメーカーが3千台近く生産したもの。ブラッセル市オートワールド博物館