（表1）ドイツ雇用局発表の2020年の失業率　270万人にも上り、コロナ危機により全業種に及ぶが人数が多いのは機械電気工業界とのこと（1月6日HB紙）

（表2）旧東欧地域（チェコ、スロバキア、ハンガリー等）のドイツ・サプライヤー（ZF、ボッシュ、コンチネンタル、シェフラー、マーレ、ヘッラ、ベンテラー社）の部品生産工場拠点　チェコには142工場、スロバキアには24工場ある。（2月16日付HB紙より）ドイツ向けサプライチェインの重要な拠点である

写真1　　ケルン市路上でのEV駐車スペース表示　筆者友人の撮影

写真2―1　SAIC上海汽車集団股份有限公司とVWのEV生産工場設立調印式　右から3人目がディース社長　2019年夏に調印、2020年に竣工、2021年から出荷開始　VWの最新のプラットフォームMEBを使ったEVを生産する　上海近郊の安亭Antingに建設

写真2－2　中国長春市で行われたアウディのEVのFAW第一汽車生産合弁会社設立調印式　アウディはこの合弁会社の60％を保有することになった

（表4－1）　ドイツ自動車センター研究所（C．A．R．）発表のコロナ後の世界需要予測。12月30日HB紙掲載

写真3－1　テスラ量販車モデル3　プレスフォト

写真3－2　　映画「テスラ」のチラシ　3月末より全国上映　ニコラ・テスラはクロアチアに生まれ、天才発明家と言われて米国エジソン研究所に勤務。交流電力システム、ラジオ、ラジコン、噴水、電気モーター、点火プラグ等発明、電気会社ウエステイングハウスや金融家J．P．モルガンから資金援助を受ける　自動車会社テスラは彼の苗字、燃料電池トラックの二コラ社は彼の名前に由来する。発明家の苦労が良くわかる映画です

写真4　Hymerヒューマー（ドイツ語読み／日本ではハイマーと言われる）・自走式モービルモデルB574　自走式のキャンピングカーでドイツでは「キャラバン」と呼ばれる量販車　メルセデス・ベンツ製スプリンター・バンベースの改造車　アインベック市PSシュパイアー博物館駐車場にて筆者撮影

（表7－3）　過去5年間のR＆D費用対売上高比率（％）の変遷（3月31日付HB紙

写真5　テスラの商用車　2020年決算報告書記載のプレスフォト

（表9）「勝者と敗者」と題し、どの社長が評価が高いかを表にしている。第1位がSAPのクライン社長、2位がシーメンスのケーザー社長（ダイムラーの監査役会メンバーでもある）、3位がBMWのチプセ社長、4位がVWのディース社長、5位はドイツ・テレコムのヘッテゲス社長（やはりダイムラーの監査役会メンバーである）、そして6位にダイムラーのケレ二ウス社長となっている。EVへの取り組みを見ると自動車会社の社長の評価はうなずける。ダイムラー社長の評価が低いのは「2万人もの首切りをすれば評判が悪くなるのは当たり前」とプレスの評価