〈海外情報〉プレス発表の裏側ストーリー　「カーボンニュートラル　業界の対応はいかに？」（2）大村良三

  • 企画・解説・オピニオン, 連載・インタビュー
  • 2022年11月26日
（写真10）Smart次期車コンセプトモデル。2021年IAAミュンヘンで4ドア車を発表。もうミニカーのセグメントの大きさではない（筆者撮影）
（写真10）Smart次期車コンセプトモデル。2021年IAAミュンヘンで4ドア車を発表。もうミニカーのセグメントの大きさではない（筆者撮影）
（写真11）BMWのBEVシリーズのコンセプトカー「iX1」。2021年IAAミュンヘンにて発表（プレスフォト）
（写真11）BMWのBEVシリーズのコンセプトカー「iX1」。2021年IAAミュンヘンにて発表（プレスフォト）
（写真12）VWのBEVは全て「ID」シリーズに統一され小型商用車も「ID」と呼ばれる。このモデルはミニバス「ID．Buzz」で2022年IAAハノーバーにて発表（筆者撮影）
（写真12）VWのBEVは全て「ID」シリーズに統一され小型商用車も「ID」と呼ばれる。このモデルはミニバス「ID．Buzz」で2022年IAAハノーバーにて発表（筆者撮影）
（写真13）ミュンヘン空港アウディ・フォーラムでのBEVスポーツモデルの展示（2021年9月筆者撮影）
（写真13）ミュンヘン空港アウディ・フォーラムでのBEVスポーツモデルの展示（2021年9月筆者撮影）
（写真14）ZFの2020年IAAミュンヘンのブース。ソフトウエアを売りこんでいた（筆者撮影）
（写真14）ZFの2020年IAAミュンヘンのブース。ソフトウエアを売りこんでいた（筆者撮影）
（写真15）VWのIT専門子会社CARIADのIAAミュンヘンのブース（筆者撮影）
（写真15）VWのIT専門子会社CARIADのIAAミュンヘンのブース（筆者撮影）
（写真16）世界一のバッテリー生産会社、中国CATLの2020年IAAトランスポーテーショーンのブース（筆者撮影）
（写真16）世界一のバッテリー生産会社、中国CATLの2020年IAAトランスポーテーショーンのブース（筆者撮影）
（写真17）FPT（Fiat　Power　Train）社。小型商用車・ミニバス用のリチウムイオン電池で容量37キロワット時。これだけで重量は260キログラムある（2022年IAAで筆者撮影）
（写真17）FPT（Fiat　Power　Train）社。小型商用車・ミニバス用のリチウムイオン電池で容量37キロワット時。これだけで重量は260キログラムある（2022年IAAで筆者撮影）
（写真18）VWザルツギッター工場隣接地に建設中のバッテリー工場の完成写真。自社生産に踏み切るため200億ユーロ投資してバッテリー生産会社「Power　Co」を設立。写真は最初の生産工場で2025年に稼働予定。その他スペイン、米国にも工場開設を予定（プレスフォト）
（写真18）VWザルツギッター工場隣接地に建設中のバッテリー工場の完成写真。自社生産に踏み切るため200億ユーロ投資してバッテリー生産会社「Power　Co」を設立。写真は最初の生産工場で2025年に稼働予定。その他スペイン、米国にも工場開設を予定（プレスフォト）
（写真19）BMWが採用した中国系バッテリーメーカーEnvisionのロール型バッテリーの組立方法（プレス発表資料）。角型、円筒形からロール状になってきている。最初にロール状のバッテリーを開発したのは中国BYD（8月6日付本紙参照）
（写真19）BMWが採用した中国系バッテリーメーカーEnvisionのロール型バッテリーの組立方法（プレス発表資料）。角型、円筒形からロール状になってきている。最初にロール状のバッテリーを開発したのは中国BYD（8月6日付本紙参照）
（写真20）IAAハノーバー商用車モーターショーでの韓国サムソンSDIのバッテリー展示ブース。中国勢の警戒感から韓国勢が「漁夫の利」を得ている（次章③参照、筆者撮影）
（写真20）IAAハノーバー商用車モーターショーでの韓国サムソンSDIのバッテリー展示ブース。中国勢の警戒感から韓国勢が「漁夫の利」を得ている（次章③参照、筆者撮影）

　Ⅱ　学習期と投資期　あまり適当な表現がないので筆者が勝手に命名した期間。　Ａ）第１段階が終了して第２段階に現在は突入。この期間は短く第３段階に進むと思われる（表４参照）。第１段階が終了し次のステップのモデル展開では「モデル数の拡大」「航続...

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