〈海外情報〉連載「2023年第1四半期　グローバル商用車5社決算まとめ」（上）大村良三

  • 企画・解説・オピニオン, 連載・インタビュー
  • 2023年6月13日
（写真1）パッカー投資家説明会資料の中で一般管理費比率の表　パッカー社が一番低く、VWの子会社のトラトンが一番高い　その差は約7％にも上る
（写真1）パッカー投資家説明会資料の中で一般管理費比率の表　パッカー社が一番低く、VWの子会社のトラトンが一番高い　その差は約7％にも上る
（写真2）ダイムラートラックの株価推移表（出典CNBCチャート）。2021年暮にフランクフルト証券取引所に上場、2023年5月の株主総会で決議され配当が支払われる。配当性向は事前通知では4割とのこと。
（写真2）ダイムラートラックの株価推移表（出典CNBCチャート）。2021年暮にフランクフルト証券取引所に上場、2023年5月の株主総会で決議され配当が支払われる。配当性向は事前通知では4割とのこと。
（写真3－1）ボルボのここ2年間のEV受注・納車台数の推移。左の図は受注台数、右は納車台数を4半期ごとにグラフ化したもの。急速に伸びているのが分かる（出典）ボルボ・トラック投資家説明資料
（写真3－1）ボルボのここ2年間のEV受注・納車台数の推移。左の図は受注台数、右は納車台数を4半期ごとにグラフ化したもの。急速に伸びているのが分かる（出典）ボルボ・トラック投資家説明資料
（写真3－2）トラトンの投資家説向け明会資料。2022年のBEVトラックの受注・納車台数を四半期ごとに表示。2022年が大きく伸びているのがわかる。
（写真3－2）トラトンの投資家説向け明会資料。2022年のBEVトラックの受注・納車台数を四半期ごとに表示。2022年が大きく伸びているのがわかる。
（写真3－3）2023年第1四半期終了後のロンドン、フランクフルト、NYのダイムラートラック投資家説明会用資料。トラックでもOSアーキテクチャーを2024年までに新規開発し、2028年にも新しいOSでSDV（ソフトウエアで定義された車両）トラックになると説明。乗用車と同じ道を歩むようだ。
（写真3－3）2023年第1四半期終了後のロンドン、フランクフルト、NYのダイムラートラック投資家説明会用資料。トラックでもOSアーキテクチャーを2024年までに新規開発し、2028年にも新しいOSでSDV（ソフトウエアで定義された車両）トラックになると説明。乗用車と同じ道を歩むようだ。

　欧州の商用車メーカーは、Ｍ＆Ａ（合併・買収）を通じて欧米他社ブランドを獲得して規模を拡大してきた。買収した商用車メーカーのブランドはそのままにして、生産・販売しているケースがほとんどである。決算まとめをする前に少しおさらいをしておきたい（...

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