〈海外情報〉連載「プレス発表の裏側ストーリー　欧米メーカーのCASEめぐる動き」（上）大村良三

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（写真0－1）3輪電気自動車1881年製作のレプリカ。当時、毎時14キロメートルで航続距離40キロメートルだったとのこと。写真の人物は発明家の一人ジョン・ペリー氏

（写真0－2）使われた鉛電池。17アンペア時

（写真1）2016年のパリモーターショーでのメルセデス、チェッチェ社長（当時）のCASE紹介シーン。語呂の良さでプレスはこの言葉に飛びついた（プレスフォト）

（写真2）2022年のハノーバー商用車ショー会場で活躍した自動運転車、VW「モイア（MOIA）」。保安要員の同乗なしでレベル4の運転をこなした（表1参照）

（写真3）IoTの簡単なガイダンス。メルセデス・ベンツプレス資料より

　Ⅰ．ＣＡＳＥの発展は同時進行ではない　〝ＣＡＳＥ〟は今後の自動車業界の進む方向を示唆する造語で、２０１６年のパリモーターショーでメルセデス・ベンツのツェッチェ社長（当時）が初めて使用し広まった（写真１参照）。Ｃ＝コネクテッド（インターネッ...

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