〈車笛〉連載「博物館シリーズ　旧共産圏の車」（4）大村良三

企画・解説・オピニオン, 連載・インタビュー
2019年8月31日

SNSで共有:

写真C―（1）―18　フォードTベースのトラック・モデルTT　積載量1トンだが1917年から27年の10年で100万台生産された成功モデル。1918年から英国でも生産されたのでソ連は当然参考にしたもの。ブラッセル市オートワールド自動車博物館

写真C―（1）―19―A　ベルリン・ボージックヴァルデのGM工場で1928年生産されたトラック。シボレー・カピタールLQモデル　4気筒　2768 ■（文字コード規格外文字）　26馬力　積載量1350キログラム　時速60キロメートル　ザクセン商用車博物館

写真C―（1）―19―B　上記トラックのシボレーのエンブレム

写真C―（1）―20　旧ソビエト製で旧東ドイツで組み立てられたトレイラーKrAZ　258（KrAZはKRAZ社ウクライナ工場で生産されたトラック）14860 ■（文字コード規格外文字）　240馬力　　V8エンジンで時速90キロメートル　1969年製　アインベック市PSシュパイヒャー自動車博物館

写真C―（1）―21　カンボジア内戦当時ソ連援助のポルポト派が使用した1979年製ソビエトロケットランチャーBM13を載せたKAMAZエンジン搭載ウラル・トラック　カンボジア戦争記念館

写真C―（1）―22　UralAZ社製の追跡用戦闘車両Tracked　Armour　カンボジアの戦争記念館

写真C―（1）―23　Ural　4320LAK　ロシアのウラル軍用車工場で1977年から現在に至るまで生産されているモデル。水冷V8　総輪駆動6X6　大戦中のGMCの軍用トラックGMCCが手本。アインベック市PSシュパイヒャー自動車博物館

写真C―（1）―24　ZAZ967の水陸両用車　1950～53年の朝鮮戦争を研究して開発されたモデル。1961年に実用化された。1197 ■（文字コード規格外文字）　37馬力　陸地で時速75キロメートル、水上で3キロメートル　この軍用車は1984年にハンガリーで生産されたもの。アインベック市PSシュパイヒャー自動車博物館