写真9 ドイツ・アウグスブルク市テルン及びタクシス公爵居城Schloss Fuerst Thurn und Taxis(タクシーの名前の語源と言う人もいるが事実ではなさそう) 16世紀に神聖ローマ帝国から欧州全域の郵便事業の権利を取得したテルン及びタクシス家はローマ帝国が昔行った様に40キロ毎に馬を替えるステーションを設置。19世紀の半ばまで欧州全土の郵便配送事業を行っていた。その間事業からの利益で土地を取得したり、美術品を収集したりとばく大な富を築いた。このファミリーは現在もお城に居住しており、毎夏に中庭でオペラやコンサート開催して市民に城を開放している
写真10 Michelin Pneumatic Velocipade(圧縮空気速足) Tyre Air Wheel1899年(トリノ国立自動車博物館)タイヤの中にチューブを入れ空気を利用するのが発明され、まずは自転車に利用され、直ぐに自動車用として普及して行った。このタイヤにより劇的に乗り心地が改善され、旅行用のバスの開発につながっていく。1920年代以降の長距離用バス(いわゆるコーチCoach)にすでに係るタイヤが履かれている