〈車笛〉「ドイツ自動車産業史―現地の博物館で源流を探る　番外編」大村良三

写真1　初めてのCVT＝バリオマティックの構成模型。当初はゴムベルトと可変径プーリー（動きに応じて丸いウエートローラーが回転数により生ずる遠心力の大小でその位置を変え径を変える機構）を組み合わせ無段階に変速を行う方式だった。70年代になるとスチールベルト方式のCVTを搭載することになる（アイントホーフェン市DAF自動車博物館にて）
写真1　初めてのCVT＝バリオマティックの構成模型。当初はゴムベルトと可変径プーリー（動きに応じて丸いウエートローラーが回転数により生ずる遠心力の大小でその位置を変え径を変える機構）を組み合わせ無段階に変速を行う方式だった。70年代になるとスチールベルト方式のCVTを搭載することになる（アイントホーフェン市DAF自動車博物館にて）
写真2　初めての生産車にバリオマティックを搭載したDAF600、1959年製。2気筒4サイクル590ccの小型ファミリーカー（DAF自動車博物館にて）
写真2　初めての生産車にバリオマティックを搭載したDAF600、1959年製。2気筒4サイクル590ccの小型ファミリーカー（DAF自動車博物館にて）
写真3　レーシングカーにもバリオマティックを採用した（後部にベルトが2基見える）。1968年（DAF自動車博物館にて）
写真3　レーシングカーにもバリオマティックを採用した（後部にベルトが2基見える）。1968年（DAF自動車博物館にて）
写真4　鋼鉄製プーリー等の開発にドイツのボッシュが協力し特許を取得した。1980年代（DAF自動車博物館のボッシュ・コーナーで）
写真4　鋼鉄製プーリー等の開発にドイツのボッシュが協力し特許を取得した。1980年代（DAF自動車博物館のボッシュ・コーナーで）
写真5　1960年代、70年の軽乗用車クラスの車が博物館に並べられている（DAF自動車博物館にて）
写真5　1960年代、70年の軽乗用車クラスの車が博物館に並べられている（DAF自動車博物館にて）
写真6　DAF66ベースのVolvo66。1300GL車、1980年生産車（DAF自動車博物館にて）
写真6　DAF66ベースのVolvo66。1300GL車、1980年生産車（DAF自動車博物館にて）
写真7　1949年以降生産されたトラックが勢揃い（DAF自動車博物館にて）
写真7　1949年以降生産されたトラックが勢揃い（DAF自動車博物館にて）
写真8　1946年製のトレーラーバス。この年に270台生産された（DAF自動車博物館にて）
写真8　1946年製のトレーラーバス。この年に270台生産された（DAF自動車博物館にて）
写真9　旧東ドイツ・ドレスデン市で運行されていたトレーラーバスの写真（DAF自動車博物館にて）
写真9　旧東ドイツ・ドレスデン市で運行されていたトレーラーバスの写真（DAF自動車博物館にて）
写真10　DAFはオランダ陸軍にも戦闘車両を生産し供給しており、重要な会社として認識されている（DAF自動車博物館にて）
写真10　DAFはオランダ陸軍にも戦闘車両を生産し供給しており、重要な会社として認識されている（DAF自動車博物館にて）
写真11　中型車LFベースのハイブリッド車。こうした技術も保有する（DAF自動車博物館にて）
写真11　中型車LFベースのハイブリッド車。こうした技術も保有する（DAF自動車博物館にて）

◆オランダ　ＤＡＦ社　オランダの消滅した自動車会社としてシュパイカー社を６月１３日付で取り上げたが、このほかにもつい最近まで存続していたＤＡＦ社がある。乗用車部門は１９５８年に生産開始、１９７５年にボルボに吸収された。一方、商用車部門はイギ...

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