「私自身は大の國産主義者であるが単に口で言つたり書いたものだけでは駄目で、實際に作つてゐなければならない」-。この国産にこだわる実行力が「日本デイゼル工業」を興す。冒頭の言葉は、安達堅造が工業誌に寄稿した「独逸工業会を視察して」の中にあり...
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