〈霧灯〉笑えぬけち噺

 ある商家の旦那の小噺。廊下に突き出た釘に着物を引っ掛けでもしたら損が出ると隣家に金槌を借りに行かせたが、鉄の釘を打つと金槌が減るからもったいないと貸してくれない。仕方ないから自分の金槌を出すことにした。けちの上にも上がいるというのが落ちだ...

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