連載「ものづくりの現場から」（36）田中精密工業　本社工場（富山市）

等速ジョイントの構成部品“アウトボードリテーナー”の生産ライン。設備はエンジニアリング子会社が開発。
等速ジョイントの構成部品“アウトボードリテーナー”の生産ライン。設備はエンジニアリング子会社が開発。
ピン類の加工ライン。40年以上経つ設備を日本ではオペレーターの技量で使い続けている
ピン類の加工ライン。40年以上経つ設備を日本ではオペレーターの技量で使い続けている
ピン類の最終検査の様子。表面にキズがないか、全数を目視で確認する
ピン類の最終検査の様子。表面にキズがないか、全数を目視で確認する

　■新興国での成長を加速させる　国内は生産合理化、技術力で海外工場支援　１９４８年創業の田中精密工業はエンジン、シャシー、トランスミッションの部品を製造するホンダ系の部品メーカーだ。連結売上高の９割がホンダ向けで、海外では米国、タイ、インド...

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