〈車笛〉ブリヂストン美術館、「描かれたチャイナドレス」展―藤島武二から梅原龍三郎まで―1910～40年代の日本人洋画家が描いた中国服の女性像

SNSで共有:

最初のチャイナドレスを着た女性像といわれている藤島武二の「匂い」（1915年、東京国立近代美術館）

藤島武二の「女の横顔」（1926～27年、ポーラ美術館）（左）と「鉸剪眉〈こうせんび〉」（1927年、鹿児島市立美術館）

久米民十郎の「支那の踊り」（1920年、個人蔵）（左）と小林萬吾の「銀屏の前」（1925年、福富太郎コレクション資料室）

児島虎次郎の「西湖の画舫」（1921年、高梁市成羽美術館）（右）と「花卓の小女」（1926年、高梁市成羽美術館）

三岸好太郎の「支那の少女」（1926年、北海道立三岸好太郎美術館）（左）と「中国の女」（1927～28年、メナード美術館）

特別展示されている同時代のチャイナドレス

◆１７人、展示作品は全体で２９点　石橋財団ブリヂストン美術館は「描かれたチャイナドレス」展を開いている。中国ブームがおこった１９１０～４０年代の日本人洋画家による中国服の女性像をメインにしたテーマ展示だ。「当時の主な作品は網羅できたと思う。...

ここからは有料記事になります。ログインしてご覧ください。

SNSで共有: