〈車笛〉「パリに『石橋コレクション』見参　BS創業家3代の芸術への情熱」（前編　日本近代洋画の挑戦）

仏パリのオランジュリー美術館が4月5日から8月21日まで、「ブリヂストン美術館の名品―石橋財団コレクション展」を開催 (C)Photo musee de l'Orangerie / Sophie Boegly
仏パリのオランジュリー美術館が4月5日から8月21日まで、「ブリヂストン美術館の名品―石橋財団コレクション展」を開催 (C)Photo musee de l'Orangerie / Sophie Boegly
青木繁の作品から美術品蒐集が始まり、石橋コレクションになる。《海の幸》1904年
青木繁の作品から美術品蒐集が始まり、石橋コレクションになる。《海の幸》1904年
坂本繁二郎は青木と友人で久留米、東京でともに絵画を学ぶが、その後の半生、絵画技法は対照的であった。《放牧三馬》1932年
坂本繁二郎は青木と友人で久留米、東京でともに絵画を学ぶが、その後の半生、絵画技法は対照的であった。《放牧三馬》1932年
晩年、藤島武二は正二郎を信頼して最後まで手元に置いていた15作品を「引き取って下さい」と託す。《黒扇》1908～09年
晩年、藤島武二は正二郎を信頼して最後まで手元に置いていた15作品を「引き取って下さい」と託す。《黒扇》1908～09年
坂本繁二郎（左）と正二郎／石橋美術館開館（1956年4月26日）
坂本繁二郎（左）と正二郎／石橋美術館開館（1956年4月26日）
「黒扇」をバックに藤島武二と正二郎（1942年）／右から石橋幹一郎、正二郎、藤島、岩佐新（蒐集のブレーンで、藤島を紹介した）
「黒扇」をバックに藤島武二と正二郎（1942年）／右から石橋幹一郎、正二郎、藤島、岩佐新（蒐集のブレーンで、藤島を紹介した）

　「石橋コレクション」がパリに見参。オルセー、オランジュリー美術館と石橋財団は「ブリヂストン美術館の名品―石橋財団コレクション展」を４月５日～８月２１日まで４カ月間、仏パリのオランジュリー美術館で共同開催する。石橋コレクションの中核をなす近...

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