〈車笛〉「ドイツ自動車産業史―現地の博物館で源流を探る　番外編」大村良三

写真1　1920年代後半から1930年代のデコレーションが加わった給油機（オートワールド自動車博物館にて）
写真1　1920年代後半から1930年代のデコレーションが加わった給油機（オートワールド自動車博物館にて）
写真2　1930年代のアールデコトップのアメリカの給油機（米ロスアンゼルス　ドライビング・オートモービル博物館にて）
写真2　1930年代のアールデコトップのアメリカの給油機（米ロスアンゼルス　ドライビング・オートモービル博物館にて）
写真3　1930年代の回転扉装着の給油機（オートワールド自動車博物館にて）
写真3　1930年代の回転扉装着の給油機（オートワールド自動車博物館にて）
写真4　オーストリア・ローゼンタール社製給油機（1930年）。扉はあるが手動の給油方式（ウイーン技術博物館にて）
写真4　オーストリア・ローゼンタール社製給油機（1930年）。扉はあるが手動の給油方式（ウイーン技術博物館にて）
写真5　1930～40年代に登場した電動給油機（ケムニッツ市ザクセン商用車博物館にて）
写真5　1930～40年代に登場した電動給油機（ケムニッツ市ザクセン商用車博物館にて）
写真6　格納式のアラール給油機。丸型から四角になるはしり。30年代のドイツ製（ザクセン自動車博物館にて）
写真6　格納式のアラール給油機。丸型から四角になるはしり。30年代のドイツ製（ザクセン自動車博物館にて）
写真7　1930年代の地下貯蔵方式電動給油ポンプ（ドレスデン交通博物館にて）
写真7　1930年代の地下貯蔵方式電動給油ポンプ（ドレスデン交通博物館にて）
写真8　1950年～60年に登場した電動式給油機（オートワールド自動車博物館にて）
写真8　1950年～60年に登場した電動式給油機（オートワールド自動車博物館にて）
写真9　ドイツ博物館自動車分館に展示されているドイツで使用された年代別給油機
写真9　ドイツ博物館自動車分館に展示されているドイツで使用された年代別給油機
写真10　旧東ドイツの国営石油精製所の給油機。1956年製（ドレスデン交通博物館にて）
写真10　旧東ドイツの国営石油精製所の給油機。1956年製（ドレスデン交通博物館にて）
写真11　2016年になっても缶から直接取る方法は存在する。オイルを混ぜる方法は昔ながらのもの　フランクフルト市内クラシック・シュタット（クラシック・カー仲介デーラーの集まりにて）
写真11　2016年になっても缶から直接取る方法は存在する。オイルを混ぜる方法は昔ながらのもの　フランクフルト市内クラシック・シュタット（クラシック・カー仲介デーラーの集まりにて）
写真12　最近ローマで見た路上のガソリン給油所。屋根もなくシンプルなつくり。昔はこのような感じだった？
写真12　最近ローマで見た路上のガソリン給油所。屋根もなくシンプルなつくり。昔はこのような感じだった？
写真13　1960年前後の小規模スタンド用の日本の給油機。地下方式のガソリン貯蔵が義務付けられる前後にはこのような給油機が地方都市で普及していた（農業用トラクター等向け）。欧米の自動車博物館には展示されていないので日本独自のものと思われる（トヨタ自動車博物館にて）
写真13　1960年前後の小規模スタンド用の日本の給油機。地下方式のガソリン貯蔵が義務付けられる前後にはこのような給油機が地方都市で普及していた（農業用トラクター等向け）。欧米の自動車博物館には展示されていないので日本独自のものと思われる（トヨタ自動車博物館にて）

◆ガソリンと給油所の話　１９２０年代後半から３０年代には給油機の頭の部分に光で場所がドライバーに分かるようなデコレーションが加わった（写真１）。回りは街灯もなく、あっても暗いところ。ガソリンポンプの頭（ガラス・シリンダー）が煌々と光っていて...

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