連載「新編　欧州自動車博物館めぐり～自動車と航空機のかかわりを探る～」（3）大村良三

オハイン氏は大学卒業と同時にハインケル航空機製造に入社し、世界初のジェットエンジン搭載の航空機ハインケルHeinkel　He178を開発した（ドイツ博物館航空機分館にて）
オハイン氏は大学卒業と同時にハインケル航空機製造に入社し、世界初のジェットエンジン搭載の航空機ハインケルHeinkel　He178を開発した（ドイツ博物館航空機分館にて）
オハイン氏が開発したHe178。ドイツ博物館航空機分館の写真展示。実物は残っていない
オハイン氏が開発したHe178。ドイツ博物館航空機分館の写真展示。実物は残っていない
BMWジェットエンジン　003A。1939年開発、1941年に戦闘機に実戦配備され終戦まで450基が生産された
BMWジェットエンジン　003A。1939年開発、1941年に戦闘機に実戦配備され終戦まで450基が生産された
BMW　003エンジン搭載のジェット機アラードArado　Ar234c（上）、ハインケルHeinkel　He162単発ジェット機（下）
BMW　003エンジン搭載のジェット機アラードArado　Ar234c（上）、ハインケルHeinkel　He162単発ジェット機（下）
単発ジェット機Heinkel162の実物。1945年製。戦勝国が技術戦利品として押収（ロンドン国立空軍博物館にて）
単発ジェット機Heinkel162の実物。1945年製。戦勝国が技術戦利品として押収（ロンドン国立空軍博物館にて）
アイゼナッハのBMW工場跡のAWE（AutoWeltEisenach自動車世界アイゼナッハ）博物館に展示されていた初期のジェットエンジンのオリジナル
アイゼナッハのBMW工場跡のAWE（AutoWeltEisenach自動車世界アイゼナッハ）博物館に展示されていた初期のジェットエンジンのオリジナル
世界初のジェットエンジン搭載量産戦闘機、メッサーシュミットMe262がインゴールシュタット市郊外にあるマンヒング空軍基地内のヴィリー・メッサーシュミット記念博物館に展示されている。エンジンは外されているが実際に年間150時間飛行可能なように整備されている
世界初のジェットエンジン搭載量産戦闘機、メッサーシュミットMe262がインゴールシュタット市郊外にあるマンヒング空軍基地内のヴィリー・メッサーシュミット記念博物館に展示されている。エンジンは外されているが実際に年間150時間飛行可能なように整備されている
アイゼナッハ生産のBMW　Dixi（または3型）、1930年製（BMW博物館にて）
アイゼナッハ生産のBMW　Dixi（または3型）、1930年製（BMW博物館にて）
BMWが1967年に買収したハンス・グラース社のGoggomobil　T250。このモデルは28万台生産され当時の小型車としてヒット商品となった（ミュンヘン市ドイツ博物館自動車分館にて）
BMWが1967年に買収したハンス・グラース社のGoggomobil　T250。このモデルは28万台生産され当時の小型車としてヒット商品となった（ミュンヘン市ドイツ博物館自動車分館にて）
ドイツのロケットV1号（ブラッセル航空博物館にて）
ドイツのロケットV1号（ブラッセル航空博物館にて）
世界最初のロケットエンジン搭載有人機、メッサーシュミットMe163。1人乗りで15分程度しか飛行出来なかった（メッサーシュミット航空博物館にて）
世界最初のロケットエンジン搭載有人機、メッサーシュミットMe163。1人乗りで15分程度しか飛行出来なかった（メッサーシュミット航空博物館にて）
ドイツロケットV2号。ポーランドとの国境に近い島のペーネミュンデからロンドンに向けて発射された（発射の跡地にある宇宙航空博物館にて）
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メッサーシュミットBf109型戦闘機。ダイムラーのエンジンDB601が見て取れる（ジンハイム技術博物館にて）
メッサーシュミットBf109型戦闘機。ダイムラーのエンジンDB601が見て取れる（ジンハイム技術博物館にて）
ダイムラーベンツ　603E型航空機エンジン（ドイツ博物館航空機分館にて）
ダイムラーベンツ　603E型航空機エンジン（ドイツ博物館航空機分館にて）
メッサーシュミットBf110。DB605B―1エンジンを搭載。1939年生産（英国RAF航空博物館にて）
メッサーシュミットBf110。DB605B―1エンジンを搭載。1939年生産（英国RAF航空博物館にて）
ダイムラーベンツ航空機エンジンDB605A。写真15のBf110に搭載されたもの（英国RAF航空博物館にて）
ダイムラーベンツ航空機エンジンDB605A。写真15のBf110に搭載されたもの（英国RAF航空博物館にて）
航空機メーカーであったメッサーシュミット社が1954年に生産した2人乗りモデルKR175。173cc　9馬力のエンジンで最高速80キロメートル。5万台販売した（ドイツEFA自動車歴史博物館にて）
航空機メーカーであったメッサーシュミット社が1954年に生産した2人乗りモデルKR175。173cc　9馬力のエンジンで最高速80キロメートル。5万台販売した（ドイツEFA自動車歴史博物館にて）
Heinkel　He111　ハインケル・レシプロ双発爆撃機。エンジンはダイムラーベンツのDB605。1936年生産開始、7600台以上生産され戦後はスペインやスウェーデンでも生産された（ドイツ博物館航空機分館にて）
Heinkel　He111　ハインケル・レシプロ双発爆撃機。エンジンはダイムラーベンツのDB605。1936年生産開始、7600台以上生産され戦後はスペインやスウェーデンでも生産された（ドイツ博物館航空機分館にて）
Heinkel　Kabinroller　408　B―1ハインケル、1957年製（ミュンヘンドイツ博物館自動車分館にて）
Heinkel　Kabinroller　408　B―1ハインケル、1957年製（ミュンヘンドイツ博物館自動車分館にて）

I　ドイツメーカーの航空機エンジン生産（前回からの続き）　ジェットエンジンも世界初はドイツ人　ハンス・フォン・オハインが弱冠２４歳で基本コンセプトを１９３５年に開発した。そのレプリカ・搭載飛行機写真等はドイツ博物館航空機分館に展示されている...

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