〈車笛〉連載「博物館シリーズ　バギー車」（4）大村良三

企画・解説・オピニオン, クルマ文化・モータースポーツ, 連載・インタビュー
2020年11月7日

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写真41　シトロエン2CV　AZ4　Sahara　Ente4輪駆動車　エンジンをリアにダブルで装着している　950cc　32馬力　1966年製　アインベック市PSシュパイヒャー自動車博物館

写真42　シトロエン　メアリ（Mehari）　ハムスター3Dモデル　世界で初めてABS樹脂製のボデイパネルを架装し大量生産した車。エンジンは2気筒・排気量602ccで最高出力28馬力。黒色コットン製ソフトトップ付。フロントウインドシールドは可倒式で、ドアもソフトトップも全てオプション。ベルギー製。国立フランス自動車博物館アーカイブより（PSAプレスフォト）

写真43　フランス・ポンサン（Poncin）社製の湿地帯走行バギー　エンジンは2CVのエンジンを使用、2気筒・排気量697cc、最高出力30馬力。最高時速45キロメートル。6×6（六輪駆動）。樹脂製ボデイだが一般道走行の認証が取れず、オフロード専用車として1980年から10年間製作された。上記は1982年製、アインベック市PSシュパイヒャー自動車博物館

写真44　シトロエンC－Buggyはコンセプト・カー。ロンドンモーターショー（2006年）のプレスフォト

写真45　モーリス　ミニ・クーパーS（Morris　Mini　Cooper　S）　1965年モンテカルロラリーで優勝　ヘリテージ自動車博物館

写真46　ミニ・ツイン・モーク（Moke）1962年の試作車　エンジン排気量は848ccで、このバージョンは生産されず。英国コベントリー市ヘリテージ博物館

写真47　1964年のミニベースの四輪駆動試作車アント（Ant、ありの名称）」　地上高が低すぎてボツになったが4×4への志向は強かった　コベントリー・ヘリテージ自動車博物館

写真48　日本に輸入されたモーク。東京世田谷の路上にて

写真49　英国ボンド・バグ（BOND　Bug）700ES　1972年製でロビン車が若者向けに1620台生産。エンジンはリライアント（Reliant）製でオースチン7用エンジンの改良版。排気量700cc最高出力31PS。最高時速は120キロメートル。　ドイツメレ市自動車博物館

写真50　BMWが2010年に発表したミニ・モーク（Mini　Moke）コンセプト・カー　「Beach　Comber（海岸の寄せ波）」だが未だ生産に移されていない

写真51　ビスクーター・ボワザン200（手前のバギー）　1954年のスペイン製。エンジンはSEAT（当時はFIATが主要株主）製で600がベース。最高出力5馬力、最高時速50キロメートル。サラマンカ自動車博物館

写真52　レンジャー・フェルヴェス（Ranger　Ferves）4×4（四輪駆動）　1964年製でフィアット・ノーヴァ（FIAT　Nuova）500がベース。エンジンは2気筒・排気量500ccで最高出力が18馬力。最高時速75キロメートル。　アインベック市PSシュパイヒャー自動車博物館

写真53　イタリア・ボローニア市で1972年にバギー生産を始めたオート・ミラージュ社（Auto　Mirage）のピック・ウイック（Pick　Wick）モデル。エンジンは2気筒・排気量594ccで最高出力23馬力。フィアット126ベースのバギー。アインベック市PSシュパイヒャー自動車博物館

写真54　フィアット（FIAT）850シェレッテ・スパイダー　伊ギア（Ghia）デザインの夏の海岸用バギー。100台弱生産されフランスやイタリアの地中海の海岸、米カリフォルニアで売れた車両。1976年製　デンハーグ市ローアン自動車博物館

写真55　フィアット・ダウンタウン（FIAT　Downtown〝下町〟）　1993年製の電気自動車コンセプトで都市内バギー。航続距離は300キロメートルであったが、需要が見込めず生産には入らなかった

　１０月２４日付「バギー③」の続き　（２）シトロエンのエンジン・シャシ利用バギー（写真４１～４４参照）　（３）ローバー（ＢＭＣ）ミニのエンジンとシャシをシャシーを利用したバギー。（写真４５～５０参照）　（４）その他のメーカーのエンジンと...

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