〈車笛〉連載「博物館シリーズ　カロッツェリア（コーチ・ビルダー＝架装業者）」（10）大村良三

クルマ文化・モータースポーツ
2021年10月16日

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写真101　アメリカでイタリアン・デザインしたモデルの「クライスラーのドリーム・カー」として1954年にプリムスでギアデザインの「エクスプローラー」（探検者）モデルが試作された　100馬力　ロサンゼルス市ピーターセン自動車博物館

写真102　第2世代のGMのシボレー・コルベット　427　スティングレー7リッターV8、452馬力、最高速245キロメートル／時　1966年車

写真103　フォード・クレネット　1979年製　6590cc　V8　カリフォルニア州サンタバーバラで外注生産　225台のみ生産された2シーターカブリオレ　スイス山岳自動車博物館

写真104　プジョー・タイプ4　マルゲリータ　V2　1018cc　3．75馬力　25キロメートル／時　1892年のレーシングカー2台　1891年にプジョーはダイムラーからエンジンのライセンスを購入し、自社開発したそのエンジンを搭載　ボディーとエンジン搭載は外部とプジョー工場でのコーチワーク　プジョー冒険博物館

写真105　英国MG「オールドナンバーワン」（古いナンバー・ワン）の2シータースポーツカー（レース仕様）　4気筒　1497cc　40馬力　当時として132キロメートル／時　コーチビルダーは「カーボディー・オブ・コヴェントリー」（コヴェントリーのカーボディー）

写真106　アルファロメオ6C　1750グランドスポーツ　モデル　ザ・ガート・パリ　1931年　6気筒　1752cc　85馬力　145キロメートル／時　ミラノ市アレーゼ　アルファロメオ歴史博物館

写真107　アルファロメオ　2000スポルティーバ　1954年　ベルトーネ・デザインスポーツカー　ミラノ市アレーゼアルファロメオ歴史自動車博物館

写真108　マセラッティ・モノプラス（シングル・シーター）のGP仕様車　スイスのコーチビルダーを利用してスイスのレース（例えばアルペン・ラリー）に参加したレーシングカー　1936年　6気筒　1493cc　180馬力　200キロメートル／時　フランス国立自動車博物館

写真109　モデナ市のフィアットの代理店をしていたスタグエリーニ社がフィアットの750ccのエンジンを改造し1960年米国のヴァンダービルト・レーシングで優勝した　モデナ市マセラッティ・ギャラリー

（９月１８日付「カロッツェリア⑨」の続き）　〈３〉従来型には捉われずコーチビルダー独自のモデルも開発　第二次大戦後、欧州に駐留したＧＩがヨーロッパのスポーツカーやレーシングカーを見てアメリカに持ち帰り、アメリカにも同じようなジャンルの車が必...

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