〈車笛〉「ドイツ自動車産業史―現地の博物館で源流を探る　番外編」大村良三

写真1　Austro―Daimler消防車、1921年。ポルシェ博士が設計、2010cc、20馬力、最高速度55キロメートル時（ポルシェ博物館にて）
写真1　Austro―Daimler消防車、1921年。ポルシェ博士が設計、2010cc、20馬力、最高速度55キロメートル時（ポルシェ博物館にて）
写真2　Austro　Daimler　“Sascha（サーシャ）”、1922年。ポルシェ博士デザインのレースカー。1089cc、45馬力、最高速度144キロメートル時。イタリアのタルガ・フローリオ・レースに3台参加。432kmを完走して1位と2位を占めた（ポルシェ博物館にて）
写真2　Austro　Daimler　“Sascha（サーシャ）”、1922年。ポルシェ博士デザインのレースカー。1089cc、45馬力、最高速度144キロメートル時。イタリアのタルガ・フローリオ・レースに3台参加。432kmを完走して1位と2位を占めた（ポルシェ博物館にて）
写真3　Steyr　XXX（シュタイヤー30）　Standard　Convertible、1930年。6気筒・2078cc、40馬力、最高速度90キロメートル時（ウイーン・技術博物館にて）
写真3　Steyr　XXX（シュタイヤー30）　Standard　Convertible、1930年。6気筒・2078cc、40馬力、最高速度90キロメートル時（ウイーン・技術博物館にて）
写真4　Austro―Daimler　モデルADR、1931年。6気筒・2994cc、最高出力70馬力（ウイーン・コラー自動車博物館にて）
写真4　Austro―Daimler　モデルADR、1931年。6気筒・2994cc、最高出力70馬力（ウイーン・コラー自動車博物館にて）
写真5　Steyr30（シュタイアーモデル30）、1934年。6気筒・2078cc、45馬力（ウイーン・コラー自動車博物館にて）
写真5　Steyr30（シュタイアーモデル30）、1934年。6気筒・2078cc、45馬力（ウイーン・コラー自動車博物館にて）
写真6　Steyrタイプ50　ベイビー、1936年。最高速度90キロメートル時。シュタイアー工業のカール・イェンシユウケが設計。当時の国民車（フォルクスワーゲン）と言われたが、ポルシェ博士の国民車とは水冷／空冷、前輪駆動／後輪駆動と異なっていたので同一ではないが時期が同じなのでよく似ていると言われた（ミュンヘン市ドイツ博物館自動車分館にて）
写真6　Steyrタイプ50　ベイビー、1936年。最高速度90キロメートル時。シュタイアー工業のカール・イェンシユウケが設計。当時の国民車（フォルクスワーゲン）と言われたが、ポルシェ博士の国民車とは水冷／空冷、前輪駆動／後輪駆動と異なっていたので同一ではないが時期が同じなのでよく似ていると言われた（ミュンヘン市ドイツ博物館自動車分館にて）
写真7　シュタイアーモデル220　2ドア　スポーツ・カブリオレ、1937年、カロッツェリア・グレーザー社製。2．3リッター、6気筒エンジン搭載。左ドアの前の黒いシミのようなのは《グレーザー社》のエンブレム（ドイツ・ドレスデン市　州立交通博物館にて）
写真7　シュタイアーモデル220　2ドア　スポーツ・カブリオレ、1937年、カロッツェリア・グレーザー社製。2．3リッター、6気筒エンジン搭載。左ドアの前の黒いシミのようなのは《グレーザー社》のエンブレム（ドイツ・ドレスデン市　州立交通博物館にて）
写真8　Puch（プッフ）社　XII　Alpenwagen（アルペン・バーゲン）、1919年。148cc、最高出力22馬力（ウィーン・コラー自動車博物館にて）
写真8　Puch（プッフ）社　XII　Alpenwagen（アルペン・バーゲン）、1919年。148cc、最高出力22馬力（ウィーン・コラー自動車博物館にて）
写真9　Puch社モペット、1950年代生産車（ウイーン・コラー自動車博物館にて）
写真9　Puch社モペット、1950年代生産車（ウイーン・コラー自動車博物館にて）
写真10　Puch500、1971年。フィアットのモデルを1959年からライセンス生産していた。2気筒・493cc、最高出力16馬力。これ以降フィアットとの関係は深まり、フィアットの完成車をオーストリア国内でシュタイアー・プッフ社は販売することになった（ウイーン・コラー自動車博物館にて）
写真10　Puch500、1971年。フィアットのモデルを1959年からライセンス生産していた。2気筒・493cc、最高出力16馬力。これ以降フィアットとの関係は深まり、フィアットの完成車をオーストリア国内でシュタイアー・プッフ社は販売することになった（ウイーン・コラー自動車博物館にて）
写真11　SteyrとPuchのダブルバッジ。下に小さくFIATの記載もある。
写真11　SteyrとPuchのダブルバッジ。下に小さくFIATの記載もある。

◆オーストリア　ドイツ自動車産業史の番外編として他社に吸収されたか、倒産・消滅したメーカーをまとめてきた。７月２５日付ではフランスＦａｃｅｌ社とドイツのＨａｎｓ　Ｇｌａｓｓ　ＧｍｂＨ社を取り上げたが、今回はオーストリアのシュタイアー・ダイム...

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