〈海外情報〉「プレス発表の裏側ストーリー　ポルシェAGのIPOで支配力強化を目論むVW」大村良三

  • 企画・解説・オピニオン, 連載・インタビュー
  • 2022年5月28日
（表4－3）VWのプレス発表に添付されていた図表。分かりにくいがVWの上と下にポルシェがあり、VWの株主がポルシェSEでVWが株主なのはポルシェAGで、このAGをIPOするもの。注1～3を理解すればお分かりいただけると思う
（表4－3）VWのプレス発表に添付されていた図表。分かりにくいがVWの上と下にポルシェがあり、VWの株主がポルシェSEでVWが株主なのはポルシェAGで、このAGをIPOするもの。注1～3を理解すればお分かりいただけると思う
（表4－5）非公開の株だがポルシェAG社の株価推移（ブルーメンバーグより）
（表4－5）非公開の株だがポルシェAG社の株価推移（ブルーメンバーグより）
（表4－6）VW社のフランクフルト証券市場での株価推移（ブルーメンバークより）
（表4－6）VW社のフランクフルト証券市場での株価推移（ブルーメンバークより）
（写真8）2世代目フェリー・ポルシェ氏設計のクーペ「356／2」。1948年製1086ccボックスエンジン搭載車、最高出力40PS。ドイツ・シュッツガルト市にあるポルシェ博物館にて　筆者撮影
（写真8）2世代目フェリー・ポルシェ氏設計のクーペ「356／2」。1948年製1086ccボックスエンジン搭載車、最高出力40PS。ドイツ・シュッツガルト市にあるポルシェ博物館にて　筆者撮影
（写真9）ポルシェ・ピエヒ家出身地のオーストリア・ザルツブルグ市。モーツァルトの生まれた街で、サウンドオブミュージックの舞台となった。丘の上のお城では修道士が「塩＝ザルツ」を売買して資金を稼いでいた。観光局フォト 　ザルツブルクの飛行場には両家が使うプライベートジェットが2機駐機しているのがよく見られる（VWの本社近くのハノーバーとの往復便が良く飛ぶ由）。
（写真9）ポルシェ・ピエヒ家出身地のオーストリア・ザルツブルグ市。モーツァルトの生まれた街で、サウンドオブミュージックの舞台となった。丘の上のお城では修道士が「塩＝ザルツ」を売買して資金を稼いでいた。観光局フォト 　ザルツブルクの飛行場には両家が使うプライベートジェットが2機駐機しているのがよく見られる（VWの本社近くのハノーバーとの往復便が良く飛ぶ由）。
（写真10）ポルシェ家とピエヒ家のファミリーツリー。1982年マネージャ・マガジン（MM）誌の特集記事より、同誌提供
（写真10）ポルシェ家とピエヒ家のファミリーツリー。1982年マネージャ・マガジン（MM）誌の特集記事より、同誌提供
（写真11）1940年代からのポルシェ・スポーツカーの展示（ポルシェ博物館にて筆者撮影）。創業者フェルディナント・ポルシェ博士が1920年～40年に設計したセダンや消防車、レースカーが展示されており、見て飽きない。戦前にポルシェの戦車生産、戦後しばらくは農業用トラクターも生産していたのだが、実物はポルシェ博物館にはない（トラクターはVW「時の家博物館」にあり）
（写真11）1940年代からのポルシェ・スポーツカーの展示（ポルシェ博物館にて筆者撮影）。創業者フェルディナント・ポルシェ博士が1920年～40年に設計したセダンや消防車、レースカーが展示されており、見て飽きない。戦前にポルシェの戦車生産、戦後しばらくは農業用トラクターも生産していたのだが、実物はポルシェ博物館にはない（トラクターはVW「時の家博物館」にあり）

（５月７日付フォルクスワーゲンの話に付随してポルシェ社のＩＰＯ＝新規公開株）　Ｆａｃｔその７　市場の大変革期に資金が必要でそのために優良子会社〝ポルシェＡＧ〟のＩＰＯ（未上場企業が新規に証券取引場に上場し投資家に株を取得させる事）によって資...

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