〈海外情報〉連載「プレス発表の裏側ストーリー　EV時代の先頭を走る中国メーカーの実力〈上〉」大村良三

  • 企画・解説・オピニオン, 連載・インタビュー
  • 2022年9月24日
（写真1－1）上海市自動車博物館。欧米のクラシック乗用車と戦後間もない頃の旧ソ連製コピーの小型軍用車が展示されている。秦の兵馬俑から出土した馬車のレプリカも交通手段として展示されていた（筆者撮影）
（写真1－1）上海市自動車博物館。欧米のクラシック乗用車と戦後間もない頃の旧ソ連製コピーの小型軍用車が展示されている。秦の兵馬俑から出土した馬車のレプリカも交通手段として展示されていた（筆者撮影）
（写真1－2）入り口の看板。車の間隔も十分に取ってあり見やすい
（写真1－2）入り口の看板。車の間隔も十分に取ってあり見やすい
（写真2－1）大連市のメルセデス・ベンツの販売店（プレスフォト）
（写真2－1）大連市のメルセデス・ベンツの販売店（プレスフォト）
（写真2－2）高級車グループのブランド集団と一般車集団の2グループに分かれた販売店経営を行っている。プレスフォトは2015年のものだが、それ以降ポルシェ、メルセデス、ランドローバーの新規販売拠点を新設ないし買収して伸長している中国一の販売店グループ
（写真2－2）高級車グループのブランド集団と一般車集団の2グループに分かれた販売店経営を行っている。プレスフォトは2015年のものだが、それ以降ポルシェ、メルセデス、ランドローバーの新規販売拠点を新設ないし買収して伸長している中国一の販売店グループ
（写真3－1）欧州の衝突試験（NCAP）の評価結果　中国車も他社とそん色なくなってきている。「Lynk＆Co」の写真は（3－2）参照
（写真3－1）欧州の衝突試験（NCAP）の評価結果　中国車も他社とそん色なくなってきている。「Lynk＆Co」の写真は（3－2）参照
（写真3－2）上海市の吉利自動車ショールームに展示されていた「Lynk＆Co」の試乗車。インターネットとのコネクテッドを売り物にした若者向け、サブスク中心のEV。ドイツにも進出している（筆者撮影）
（写真3－2）上海市の吉利自動車ショールームに展示されていた「Lynk＆Co」の試乗車。インターネットとのコネクテッドを売り物にした若者向け、サブスク中心のEV。ドイツにも進出している（筆者撮影）
（写真4－1）上海市「上海大衆」の合弁工場入り口（筆者撮影）
（写真4－1）上海市「上海大衆」の合弁工場入り口（筆者撮影）
（写真4－2）北汽福田・オーマン（Auman）ベンツのトラクターヘッド（上海市内の販売電にて、筆者撮影）
（写真4－2）北汽福田・オーマン（Auman）ベンツのトラクターヘッド（上海市内の販売電にて、筆者撮影）
（写真4－3）江鈴重型汽車JMCの中型トラック（上海の駐車場にて筆者撮影）
（写真4－3）江鈴重型汽車JMCの中型トラック（上海の駐車場にて筆者撮影）

　これまで中国問題を取り上げてきたが、ドイツ側から見ると①中国市場での販売台数が４割近く一極集中している②同様に合弁会社からの配当も含め利益の面でも依存度が高い－。中国傾斜が強いと経済面での結びつきが協調されてきたが「強権国家（中国やロシア...

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