〈シリーズ「昭和から100年」〉「日本フォード自動車の誤算」　日米開戦が迫るなか、横浜『大工場』の行方は（大正14～昭和15年）

クルマ文化・モータースポーツ
2025年2月12日

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「日本フォード」は、横浜市の鶴見川河口に米国デトロイトのような工場風景を思い描き、ここで米フォード車の〝準国産化〟を目指したが…（写真上3点）。現在の鶴見川河口付近。右岸が横浜市開発の埋立地側（鶴見区生麦町、大黒町）、左岸が浅野系企業開発の埋立地側（鶴見区末広町）。現在、正面は大黒ふ頭があり、河口が塞がっているように見える（写真下）

昭和3年に「日本フォード」の新しい横浜工場（子安）が完成。フォードの最新設備が国内外で注目を集めるなか、陸軍は警戒した／（左上）上空からの全景。総敷地1万1266坪、建坪5千坪〈個人提供〉／（左下）艀船から部材を陸揚げ〈東京都江戸東京博物館提供〉／（右下）製造棟の付近〈横浜市中央図書館提供〉／（左上）海岸からの工場外観〈個人提供〉