（写真5―1）メルセデスの2023年5月31日のプレスリリース。通例では英文リリースが先に出されるが、この件はドイツ語のみと記載。「ドイツメルセデス販売網でのマイルストーン（画期的な出来事）：エージェントモデルの導入＝全独の将来の販売網」と説明あり

（写真5－2）表題は「メルセデスは将来の販売網を大騒乱の中で開始」。欧州最大のマーケット、ドイツではエージェントモデルを導入したため販売店が市場支配力を失った。ゼーガー副社長以下は販売をもっとコントロールしたい野望にかられた。「エージェントモデルに承諾しない拠点は契約書の延長はしない」と脅され、販売店は全社サインした。しかし、計画通りにスタートできなかった。メーカーの用意したソフトウエアが実情に充分に対応しておらず、メーカーサイドにこのソフトおよびITに長けている人材がいない、人員も不足していることがつまづきの要因とのコメント

（写真6－1）ミュンヘンのメルセデス営業所の建物。規模が大きい（筆者撮影）

（写真6－2A）ID．Buzzのリアエンド（2022年ハノーバー商用車ショウにて筆者撮影）

（写真6－2B）ID．Buzz。BEVの小型商用車バン（ハノーバー商用車ショウにて筆者撮影）

（写真6－3）ミュンヘンのBMW営業所ショールーム　日本の拠点と比べかなり大きい（筆者撮影）

（写真6－4）BMW営業所内のレンタカー会社「シックスト（Sixt）」（筆者撮影）

（写真6－5）シュッツガルト市のアウディ営業所　筆者撮影