連載「IAAモビリティ・ミュンヘン」（上）大村良三

  • 企画・解説・オピニオン, 連載・インタビュー
  • 2023年10月3日
（写真1）IAAモビリティのロゴ
（写真1）IAAモビリティのロゴ
（写真2）人気車種ゲレンデヴァーゲンの次期車プロトタイプも展示。無論BEVである
（写真2）人気車種ゲレンデヴァーゲンの次期車プロトタイプも展示。無論BEVである
（写真3）BMWの次世代車載OSを搭載する「ノイエ・クラッセ」。独語の〝ノイエ〟の意味は「新しい」で、デザインは今年初めに米ラスベガスのCESで発表していた。今回は走行可能車を展示
（写真3）BMWの次世代車載OSを搭載する「ノイエ・クラッセ」。独語の〝ノイエ〟の意味は「新しい」で、デザインは今年初めに米ラスベガスのCESで発表していた。今回は走行可能車を展示
（写真4）VWはオリバー・ブルーメCEOが「5つの重要施策」を説明した。ポイントは、販売が大きく下降した「中国対策」と、混乱が続くIT子会社カリアードの再構築をサラッと説明したこと
（写真4）VWはオリバー・ブルーメCEOが「5つの重要施策」を説明した。ポイントは、販売が大きく下降した「中国対策」と、混乱が続くIT子会社カリアードの再構築をサラッと説明したこと
（写真5）VWの戦略車種「ID．7」。中国で拡販の期待が大きい上級車
（写真5）VWの戦略車種「ID．7」。中国で拡販の期待が大きい上級車
（写真6）やっと完成した新車載OSを搭載するアウディ「Q6　e－Tron」
（写真6）やっと完成した新車載OSを搭載するアウディ「Q6　e－Tron」
（写真7）オペルがクーペタイプのBEV試作車を出展。ヘッドアップ・デイスプレイが特徴
（写真7）オペルがクーペタイプのBEV試作車を出展。ヘッドアップ・デイスプレイが特徴
（写真8）オペルのAIコンセプト車
（写真8）オペルのAIコンセプト車
（写真9）ルノーは新型車「シーニック」を発表。「メガーヌ」ベースのSUVでVW「ID．4」やテスラ「モデルY」が競合車。航続距離は620キロメートル（WLTP）
（写真9）ルノーは新型車「シーニック」を発表。「メガーヌ」ベースのSUVでVW「ID．4」やテスラ「モデルY」が競合車。航続距離は620キロメートル（WLTP）
（写真10）10年ぶりに出展したテスラ。「モデル3」と「モデルY」を展示した
（写真10）10年ぶりに出展したテスラ。「モデル3」と「モデルY」を展示した
（写真11）テスラは二足歩行ロボット「オプティマス」も出展（説明はなし）
（写真11）テスラは二足歩行ロボット「オプティマス」も出展（説明はなし）
（写真12）米国カリフォルニアのBEVメーカー、ルーシッドが出展。2007年に創立、2021年にミュンヘンにショールームを開設しドイツ参入。バッテリーはパナソニック製
（写真12）米国カリフォルニアのBEVメーカー、ルーシッドが出展。2007年に創立、2021年にミュンヘンにショールームを開設しドイツ参入。バッテリーはパナソニック製
（写真13）2005年に経営破綻し2007年に中国南京汽車に買収された英国のMG（モーリス・ガレージ）。写真は「モデル4」。MG車はタイ、インドでも生産されるが欧州では中国製として取り扱われることもあり、欧州で登録が一番多い中国車だ
（写真13）2005年に経営破綻し2007年に中国南京汽車に買収された英国のMG（モーリス・ガレージ）。写真は「モデル4」。MG車はタイ、インドでも生産されるが欧州では中国製として取り扱われることもあり、欧州で登録が一番多い中国車だ
（写真14）Dongfeng　Liuzhou　Motor（東風風行）。乗用車大手、東風汽車の子会社で2001年設立。SUVを中心に欧州参入を図る
（写真14）Dongfeng　Liuzhou　Motor（東風風行）。乗用車大手、東風汽車の子会社で2001年設立。SUVを中心に欧州参入を図る
（写真15）Jiayuan　EV（嘉）は2018年設立の新興EVメーカー。車両はリチウムイオン電池を搭載し航続距離130キロメートル
（写真15）Jiayuan　EV（嘉）は2018年設立の新興EVメーカー。車両はリチウムイオン電池を搭載し航続距離130キロメートル
（写真16）SERES（賽力斯）。ファーウエイと共同開発を行う急成長企業
（写真16）SERES（賽力斯）。ファーウエイと共同開発を行う急成長企業
（写真17）メルセデスとBYDの合弁のDenza（騰勢）。2010年に両社の折半出資でスタートしたがうまくいかず、2021年BYDが出資比率を90％に引き上げ再出発。日本車によく似ている
（写真17）メルセデスとBYDの合弁のDenza（騰勢）。2010年に両社の折半出資でスタートしたがうまくいかず、2021年BYDが出資比率を90％に引き上げ再出発。日本車によく似ている
（写真18）XEVの「YOYO」。イタリアでデザインし中国で3Dプリンターで生産する2人乗り小型EV
（写真18）XEVの「YOYO」。イタリアでデザインし中国で3Dプリンターで生産する2人乗り小型EV
（写真19）XPeng（シャオピン、小鵬汽車）のブース
（写真19）XPeng（シャオピン、小鵬汽車）のブース
（写真20）吉利汽車（ジーリー）子会社「フィスカー（Fisker）」のピックアップトラックはカリフォルニアでデザイン。セールスポイントは航続距離が707キロメートルあること。吉利汽車ではPolestar、Lynk　＆Coに続く3番目のブランドになる
（写真20）吉利汽車（ジーリー）子会社「フィスカー（Fisker）」のピックアップトラックはカリフォルニアでデザイン。セールスポイントは航続距離が707キロメートルあること。吉利汽車ではPolestar、Lynk　＆Coに続く3番目のブランドになる
（写真21）世界最大のバッテリーメーカー、CATL（寧徳時代新能源科技）のブース。新バッテリー（全固体電池）の展示もあったが、内容には全く触れなかった
（写真21）世界最大のバッテリーメーカー、CATL（寧徳時代新能源科技）のブース。新バッテリー（全固体電池）の展示もあったが、内容には全く触れなかった
（写真22）インフォテイメントに特化した中国サプライヤー、Pateo　Connectのブース
（写真22）インフォテイメントに特化した中国サプライヤー、Pateo　Connectのブース

　モーターショーの名称を消して「モビリティ（流動性とか移動性とかの意味）」の名称を冠した自動車ショー「ＩＡＡ（国際自動車展示会のドイツ語略称）モビリティ・ミュンヘン」が９月５日から１０日までドイツで開催された（写真１参照）。名前が変わっただ...

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