〈世界の動き〉独プレミアム御三家、7～9月期決算まとめ　大村良三

  • 企画・解説・オピニオン, 自動車メーカー
  • 2023年11月7日
（写真1）VWの四半期のBEV車販売台数推移。プレスリリースで確実に10％を超えると強調するが、10月13日付マネージャー・マガジン（MM）電子版は「BEVの伸びが陰ってきた」とコメント
（写真1）VWの四半期のBEV車販売台数推移。プレスリリースで確実に10％を超えると強調するが、10月13日付マネージャー・マガジン（MM）電子版は「BEVの伸びが陰ってきた」とコメント
（写真2）ソフトウエアの応用マッピング。BMWが投資家説明会で使用したものでSDV（ソフトウエアの定義された車両）が明確に示されている
（写真2）ソフトウエアの応用マッピング。BMWが投資家説明会で使用したものでSDV（ソフトウエアの定義された車両）が明確に示されている
（写真3）IAAモビリティ・ミュンヘンのBYDスタンド。写真の車両は「HAN」（漢、日本未導入）で、全モデルを展示していた（筆者撮影）
（写真3）IAAモビリティ・ミュンヘンのBYDスタンド。写真の車両は「HAN」（漢、日本未導入）で、全モデルを展示していた（筆者撮影）
（写真4）IAAハノーバー商用車ショウでの上海汽車のMAXUSブランド。ドイツ自動車雑誌の試乗等のコメントも大方ポジティブものであるが、中国車がドイツ参入に今一つなのは「宣伝不足」と10月20日付MM誌電子版が分析している
（写真4）IAAハノーバー商用車ショウでの上海汽車のMAXUSブランド。ドイツ自動車雑誌の試乗等のコメントも大方ポジティブものであるが、中国車がドイツ参入に今一つなのは「宣伝不足」と10月20日付MM誌電子版が分析している

　７～９月期の世界主要地域の新車販売は、ドイツ経済紙が「まだコロナ以前のレベル（２０１９年）から２割減の状況」と（表１参照）報じている。一方、バッテリー電気自動車（ＢＥＶ）の新車販売がＥＵ３０カ国（英国含む）合計で１４７万台を超え、シェアは...

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