連載「プレス発表の裏側ストーリー　VWはじめ商業車の動向」大村良三（上）

企画・解説・オピニオン, クルマ文化・モータースポーツ, コラム
2019年2月16日

SNSで共有:

写真1　トラトン本社近くのハノーバー駅横に立つフォルクスワーゲン商用車（Nutzfahrzeugとある）の広告塔。この商用車部門が独立してトラトンとなり真に上場しようとしている（その後本社はミュンヘンへ移転）。

写真2　1月29日ロンドンで投資家向け説明会でのグローバル展開の説明資料。6つのブランドが並んでいるが左の3社は子会社のスウェーデンのスカニア、ドイツのMAN、それにVWブラジルバス、右から3番目（シノトラック）と2番目（ナビスター）は協業会社（アソシエイトと言う）、一番右は「日野」で戦略的パートナーと記載。

写真3　博物館が奥にある本社及び工場。第二次大戦中は連合軍の猛爆撃を受けて工場は壊滅したそうだが、復員した元従業員やその家族が力を合わせてがれきを処理し、工場の復活に向けて努力したそうで、博物館で真っ先にそのような説明を受けた。

写真4　MAN社の連結トラック（日本では漸く法改正が進み連結トラックが可能となった）は欧州どこの高速道路でも見られる。写真はケルンの路上にて筆者撮影

写真5　1943年MAN社が製造した潜水艦Uボート向け6気筒2000馬力のモデルM6Vとその搭載された潜水艦の模型（博物館に展示されていた）。Uボートの実物は北ドイツ、キール軍港近くに展示されている。

写真6　ストックホルムから汽車で小一時間の森の中にあるスカニアの本社。玄関先に展示されているのはトラクター・ヘッドのキャブでモデルS650　4X2　16リッターV8エンジン付き。この建物の裏手に博物館があり、展示されていないトラック、バスは巨大な倉庫に保管されていた（この倉庫の車両も見学させてもらった）。