（写真4－1）VW車の展示はこのITブースにはなく、その横のブースとなった。ソフトバンク「ペッパー」のようなロボットの展示もあった（筆者撮影）

（写真4－2）2023年に米ラスベガスで開催されたCESでのカリアドのブース。「VWグループのソフトウエア開発会社」を強調するため、開発ソフトを使用した新車「ID．Buzz」などを展示。当然、すべてBEV（VWプレスフォト）

（写真4－3）MWC通信機器展示会にカリアドが初参加

（写真4－4）3月27日付HB紙の紙面。「ソフトウエア開発の戦略転換」と題して御三家が方針変更せざるを得なくなったと報じている

（写真5－1）HB紙3月2日付の報道記事。説明で「インターネット企業との協業はこれまでタブーであったが、VWのプラットフォームもグーグルの製品を使用可能になる」と。別のコラムでは「VWはグーグルに敗戦」と衝撃的な見出し

（写真5－2）MWCでVWはグーグルと提携し「VW・アウデイApp－store」の立ち上げを発表。スマホのソフトが文字通りに車に入り込んだ場面であった（プレスフォト）。ただし米国などで禁止されつつある動画アプリ「TikTok（ティックトック）」が入っており、その除去が必要だ

（写真5－3）後部座席でゲームを楽しむ。この機能も間もなくOSに付録すると（プレスフォト）

（写真5－4）ハーマン（HARMAN）製のオーディオ装置とApp－Storeのアプリが組み合わされたインパネ。ハーマンは2017年に韓国サムソン電子が約80億ドル（約1兆円）で買収し子会社化した業務用・一般向けオーディオ機器および車載インフォテインメント専門の多国籍企業。従業員数は3万人

（写真5－5）メルセデスの顧客に送付される「デジタルプロダクト＝アプリ」の案内。スマホから運転する前にエアコン・ヒーターを作動させたり、ナビの経路を設定したり、事前の駐車場探しなど初歩的な操作が可能。購入後3年間は無料サービスだが、その後の利用は有料。いわゆるOTA（Over－the－Air、無線によるアプリのアップデート）となる。この分野も、日本車よりも輸入車が先行した

（写真5－6）メルセデス・ベンツとVISAの提携。指紋認証によって車内で支払いが可能になる。「メルセデス・ペイ」と称する

（写真5－7）　2024年に導入予定のメルセデス専用OS（MB．OS）に、グーグルクラウド経由のマップ・位置情報・ナビシステムが組み込まれる。標準仕様でインストールとのこと

（写真6）HB紙2月8日付記事でのグーグルのCEO（持ち株会社アルファベットのCEO兼務）、サンダー・ピチャイ氏（Sundar　Pichai、インド出身の50歳）。表題は「向こう見ずな協定」とし、グーグルがソフトウエアで自動車メーカーを今後。縛ろうとしている危険な協定とコメントした

（写真7）3月7日付HB紙1面のトップ記事「ベルリン（ドイツ連邦政府）はファーウェイを禁止計画」